古知谷阿弥陀寺(こちだに あみだじ)
山寺ムードたっぷりの閑寂境。大原の奥座敷にひそむ紅葉の名所
弾正上人のミイラがあることで名が通っています。 |
|
|
大原から鯖街道を4kmほど奥へ行くと
古くから紅葉の名所として知られる古知谷阿弥陀寺があります |
|
|
言葉にならず・・・唖然 |
|
|
あの夏見た「北山杉の台杉」と紅葉が・・・
再会に感無量です。 |
|
|
苔の緑に思いを寄せ赤く・赤く色づく姿にも胸いっぱいです |
|
|
正式明「光明山法国院阿弥陀寺」山門には確かに「光明山」とあり |
|
|
慶長14(1609)年に弾誓(たんぜい)上人が開いた念仏道場の中国風山門には楓の木がお出迎えです。 |
|
|
中国風の門とお堂がさらに絵になります。 |
|
|
お堂に色を添えるかのように見えます。
真っ赤に燃えるもみじはまさに「七変化」 |
|
|
ひとけのない細い道は、道路はかろうじて車一台が通れる道幅は何の標識も案内も人もありません。
だめもとで心決めて参ります。 |
|
|
と・・・思ったら竹やぶの中から赤い火が見えます。
急な階段をのぼる途中にそびえたつ向こうにお堂が見えてきました。 |
|
|
思わず息が止まり、ここにも石段に苔が・・・驚きの連続です・・・ |
|
|
うっそうとそびれる樹木が山を覆う風景は、まさにここは紅葉の名所です。
右と左の紅葉に魅せられ
急な階段が・・・足元が危ない・・・阿弥陀寺までもう一息。
|
|
|
慶長14(1609)年、弾誓(たんぜい)上人により創建された皇室とも縁のある寺だそうです
三千院と比べて、静かで趣のあるお寺です。 |
|
|
お堂から眺める真っ赤なもみじと、庭の中の真っ赤なもみじにうっとりです。 |
|
|
庭の外の小さな庭園は山に包まれるように、ひっそりとしています |
|
|
この山道を登ってきたカゴがお堂に吊られていましたが、こんな急で細い山道を、カゴを背負い人を背負い・・・
さぞかし大変だったでしょうね、
右:お堂の脇には「五智如来」五つの知恵を供えた仏さまが私をここまで導いてくれたのかしら? |
|
大原の隠れた紅葉に堪能し
この秋一番の紅葉でしたね
降りていく参道の途中、竹までもが
ほら、頭をさげているような
「ありがとうございました」と・・・
|
■概 要■ |
1609年(慶長14)木喰上人弾誓が開創した如法念仏道場。浄土宗。
本堂(開山堂)に安置する本尊弾誓上人像は、上人が自ら刻んだといい、自分の髪を植えたので「植髪の像」と呼ばれ、安産守護の信仰を集めています。
阿弥陀如来坐像は重文。宝物殿に上人の遺品、皇室関係の品を陳列。 建立:1609(慶長14)年 |
■見どころ■ |
紅葉の名所としても名高く、 山道の途中にある、高さが70Mにも及ぶ樹齢760年の 古知谷カエデの木は、天然記念物に指定されています。 |
■歴 史■ |
慶長15年(1610)開創。弾誓が各地を行脚した後に開創し、捨世道場とした。
促身成仏した弾誓のミイラ仏が安置されている。 皇族諸家とも縁故が深い。 |
■場 所■ |
〒605-0941 京都府京都市左京区大原古知平町83
TEL (075)744-2048 |
■拝 観■ |
開門時間:9時〜16時30分
休館日:7月下旬の連休、積雪の時期
拝観料:一般300円 |
|