曼殊院(まんしゅいん)
曼殊院は参道の紅葉も見事で、白壁の下に広がる青い苔の上に降り積もる
落ち葉もまた見事です。 |
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京都は洛北屈指の名刺「曼珠院」へやってきました。 |
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まずは大玄関の渡り廊下に赤く色づく紅葉が立ち止まる人から歓声がわきます。 |
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その先のお堂には光が射しわびさびの世界を感じます。 |
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そして大書院の庭園(枯山水庭園)には樹齢400年の五葉の松がドーンとお目見えです。
どうやら鶴と亀を表現しているようですが立派な鶴です。 |
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紅葉以外にも、椿、梅、ソメイヨシノ、サルスベリ、リンドウ、サザンカなど四季を通じて咲き誇るようです |
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堂内の上之台所は高貴な来客や門跡寺院の住職などのための厨房も見られ |
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日常的なものまで目にすることができます。 |
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庭園を出てぐるっと回れば高い石段の上に西に面して再び門がありました
こちらが正門のようですが、さすが格式を感じます |
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庭園だけでなく門前にも紅葉を指差す人がいます。 |
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寄ってみると赤く赤く燃えていて
青い空に赤いもみじがまぶしいくらいでした。 |
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もしかして赤という色はこのもみじの色を言うのでしょうね
車が頻繁に通行する中
振り返ると人も車も紅葉していた曼珠院でした。 |
■見どころ■ |
狩野永徳筆の襖画のある虎の間
岸駒(がんく)筆の襖絵のある孔雀の間
大書院(滝の間、奥十雪の間)
樹齢400年の五葉松
鶴島・亀島の庭園 |
■歴 史■ |
天台宗の門跡寺院の一つ。伝教大師(最澄)の創建で、もとは比叡山の西塔北 谷にあって東尾坊といわれていましたが平安時代に曼殊院と改められ、江戸時代明暦2年(1656)に現在地に再興されました。いまの曼殊院は桂離宮を造営した智仁天皇の子、良尚親王が造営したもので、桂離宮の美意識が息づく江戸時代初期の代表的な書院建築といわれています。 |
■場 所■ |
〒606-8134 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
TEL 075-781-5010 |
■拝 観■ |
開門時間:9:00〜17:00 (受付〜16:30)
拝観料:一般500円 |
■ホームページ■ |
URL:http://www.manshuinmonzeki.jp/ |
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