蓮華寺(れんげじ)
江戸時代の名庭のひとつでもあり、秋は紅葉の名所でもあります
お堂の柱を額縁に見立てて庭をながめると名画を見るようです。 |
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めっきり冷え込み、秋も随分と深まって参りました。 |
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紅葉を見るなら人気のない穴場中の穴場「蓮華寺」が超おすすめです。
こじんまりとした門に・・・らしさも感じられます。 |
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決して驚かないで下さい。心を沈め、深呼吸をお願いします |
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赤く燃えるもみじが光に照らされてここは、もうここは別世界です。 |
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こちら書院より眺める「鶴亀の庭園」の風景はまるで一枚の絵葉書のようです。 |
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なるほど・・・柱も風景の一部として見るように作られているのですね。
この時、初めて知りましたが、庭園を見る時は、先まで行って見るのではなく、
畳2枚分くらい下がって見るのが良いそうです。 |
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池に映るもみじも、お堂のそばのもみじも、 |
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格子に見えるももじも、今を見せてくれます。 |
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ひっそりとたたづむ書院はことのほか紅葉がお似合いで心癒されます。 |
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晩秋のひとときを満喫させてくれた「蓮華寺」でしたが
今度は新緑の頃に、一服のお茶でも・・・ |
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■概 要■ |
現在は釈迦如来を本尊とする天台宗の寺。再興の際に狩野探幽、木下順庵、隠元禅師など当時の著名人が協力したと伝えられ、高野川支流の水が満ちる池に鶴亀ニ島を配した庭は石川丈山作と伝えられ、江戸時代の名庭のひとつです。 |
■見どころ■ |
本堂、鐘楼堂、井戸屋形、鶴亀の庭園は創建当時のままの姿をしています。 |
■歴 史■ |
今の京都駅付近にあった浄土教系の古寺で、応仁の乱(1467〜1478年)後、荒廃していたのを寛文二年(1662年)、加賀前田家の老臣 今枝民部近義が、祖父
今枝重直の慕提のために、この地に移し再興しました。 |
■場 所■ |
京都市左京区上高野八幡町1
TEL 075(781)3494 |
■拝 観■ |
開門時間:9時〜17時
拝観料:一般400円 |
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