大原三千院(おおはらさんぜんいん)
千有余年の昔から「魚山」と呼ばれ、 仏教音楽の修行の地だったそうです。
三千院は、伝教大師最澄上人が開基した寺院で、 皇子皇族が住職となる「門跡寺院」です。 |
|
|
秋の紅葉シーズン真っ最中!
日本の四季「紅葉」を楽しませてくれる所と言えば、やはりここは京都市左京区大原「三千院」ではないでしょうか |
|
|
ちょうど「紅葉見ごろ」というだけのことあって参拝者の数にも半端じゃありません さながら、アリの行列といったところでしょうね |
|
|
細い参道をしばらく登っていくと、突然眼の前が広がり、三千院の石垣が見えてきます。
この石垣は、石工で名高い近江坂本の穴太の工人が積んだものだとか |
|
|
三千院門も人で埋もれてしまいましたが、人込の中、石段を上り境内に入ると庭園「聚碧園」がお迎えです
約255坪の庭園ですが、園の由来は、「緑の集まる空間」という意味だそうです。 |
|
|
宸殿の向こうに・・・赤色が
黄色に朱色に染まっています |
|
|
優美な極楽の寺として有名な三千院
宸殿から格子の向こうには往生極楽院に通じるところに有清園(ゆうせいえん)の庭園が見えます |
|
|
秋には真っ赤な紅葉と極楽院は冬には真っ白な雪がお似合いです。
四季の表情をみせてくれるのでしょうね |
|
|
杉木立と苔のじゅうたんにも趣きがあります。きっとここが一番の見所なのでしょうね
真っ赤に染まるもみじと |
|
|
黄色に染まるもみじが色おどります。
さすが三千院 |
|
|
立て札にも秋が
♪♪きょうと〜大原 三千院♪♪と昔・昔のフレーズが聞こえてきますが
失恋した女性が一人、心いやす所でしたね |
|
|
天台宗五箇室門跡の一つとあって平安時代に皇族がお住まいとあって優雅な雰囲気のする場所です
庭園は池泉回遊式庭園・・・さすがです |
|
|
庭園の中の苔にはわらべ地蔵さんは何をお願いしているのかな?
見ている私も、つい手を合わせてしまいたくなります |
|
|
「京の七福神」として弁財天の神様は
土地に豊穣をもたらす水の神様として、また芸能の神様として信仰されています。 |
|
|
園内では紅葉もステキですが6月になれば紫陽花の七変化も見所のようです。
ちょこんと座る小さなお地蔵さんはやっぱりかわいいですね |
|
|
三千院をさらに奥に進むと、突き当たりに勝林院の本堂が見えてきました。
こちらもまた紅葉が一段ときれいです。 |
|
|
庭園の裏山の「円融房」では、お堂にもみじが踊っていました。 |
|
|
真っ赤に燃えて、その赤さに圧倒されます。
帰り途中に見つけたおみやげのもみじの風呂敷も美しく見えたのは気のせいかしら? |
|
三千院を出た道端には
大原の昔ばなし「ドノサ(殿三郎)」の立て札がありました。
何一つ贅沢をするこはなく一生懸命働き続けたドノサのお話が書かれていました。
大原の紅葉に贅沢を感じた旅でした。
|
■概 要■ |
天台宗五箇室門跡の一つとあって平安時代に皇族が
お住まいだったお寺です。客殿の襖絵や古文書を背に池泉回遊式庭園の聚碧園を望めば、さながら優雅な平安貴族のような気分が味わえます。 |
■見どころ■ |
聚碧園:池泉回遊式庭園
往生極楽院:重要文化財の阿弥陀三尊
金色堂:不動明王
阿弥陀石仏;大原の石仏と呼ばれる
翁地蔵さん:水をつけると子供の夜尿症が治るという言い伝えられています |
■歴 史■ |
千有余年前から天台宗修行の地として信仰を集めています。
三千院は、高野川上流「大原の里」にある天台宗3門跡の1つです。
門跡寺院とは、皇子皇族が住職となっていたお寺のことで、三千院は代々法親王が入寺してきた宮門跡です。 |
■場 所■ |
京都市左京区大原来迎院町540
TEL 075−744−2531 |
■拝 観■ |
開門時間:8:30〜16:30
拝観料:一般600円 中高生300円 小学生150円 |
■ホームページ■ |
URL:http://www.sanzenin.or.jp/ |
|