仙洞御所(せんとうごしょ)
仙洞とは上皇の御座所のこと。後水尾、霊元、中御門、桜町、後桜町、光格6上皇が居住した所です。
寛永6年(1629)徳川幕府が後水尾上皇のため建立したものです。
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天皇皇后両陛下や外国からの来賓の乗った車はここに止まる「大宮御所御車寄」からスタートです
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小堀遠州が作事奉行として仙洞御所の造営に着手した「北池」や
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松竹梅をイメージした庭園は見事なものです
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北池と南池を繋ぐ「掘割」舟で北と南を往き来するのはここしかなく、
南蛮菊(ひまわり)やローマ桜(コスモス)などが植えられていたそうです。遠州に異国趣味があったのかもしれません。
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南池に懸かる「八つ橋」の藤棚。西半分が下がり藤、東半分は上がり藤のようですが、残念ながらシーズンは終っていました。
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南池には粒ぞろいの石11万1千個ほどを敷き詰めた州浜があり、
小田原城主大久保忠真献上の石で、そのとき石一個を米一升と取り替えに集めたとか?
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州浜と醒花亭(せいかてい)をはさんだ道に真っ赤に燃える紅葉がことのほか美しく、秋の終盤を飾ってくれます。
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文化元年(1808)に再建された醒花亭(せいかてい)は、南池の南端に北向きに立ち、庭全体を眺めることができます。
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北池周辺と紅葉山、そして、南池州浜の西の栄螺山にもみじがいっぱい見られるとあって
参観の予約もとれないのもわかるような気がします。
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