渉成園(じょうせいいん)
京都市下京区にある真宗大谷派の本山・真宗本廟(東本願寺)の飛地境内地。
国の名勝(1936年)に指定されており、一般に枳殻邸(きこくてい)とも言われています。 |
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この石垣は源融(みなもとのとおる)が奥州塩釜の風景を移して
難波から海水を運ばせた六条川原院荘池の遺跡と伝えられています。
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これから見るものは源氏物語の世界へと続きます
源氏物語で登場する光源氏の邸宅「六条院」は源融の川原院(渉成園)がモデルだといわれだけあって
みごとな庭園に驚きました「和」を感じずにはいられません。ここも回遊庭園です。
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平安の時代、高貴な人たちが楽しまれたのでしょうね
こちらでは「明治天皇御小休憩所」とありましたが、このみごとな庭園に天皇も一息です。 |
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庭園の池をながめならの一息は、昔も今も誰もが同じなのでしょう
夏の暑さも一息、さるすべりの花も華やかに |
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入り口より漱枕居(そうちんきょ)ではカキツバタがお目見えです。 池に浮かぶ邸宅は縮遠亭(しゅくえんてい)
池の中に雪がぶり、屋根に積れば一層趣があります。冬にもおすすめかも |
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池の中に見つけた塔には光源氏をモデルに彫られているとか聞きましたが?
池にかかる橋は回棹廊(かいとうろう)は紅葉とあいまれば平安にタイムスリップ。秋にもおすすめかな? |
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静かに息をひそめてながめれば、池にたたづむ鳥までもが源氏の世界に彩られているような
垣根を通り抜ければ臨池亭(りんちてい)に |
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池には滝 贅沢な風景。ここは夏におすすめです。流れる水と滝の音が涼が感じられます。
右側:最後の極めつけ傍花閣(ほうかかく)は、両端に階段が備えられ両方から部屋に昇るようになっています。
ここから眺める桜のお花見にちょうどいいのかも。春がおすすめです。 |
■概 要■ |
印月池を中心として茶室、書院を複数配置し、四季折々に花が美しく、
頼山陽はこの園を愛し十三景を選んでいます。 広い庭園内に咲く桜、楓、藤などが四季折々の景趣を富ませています。 |
■見どころ■ |
漱枕居(そうちんきょ) :丸太柱で入母屋造柿葺屋根
回棹廊(かいとうろう):桧皮葺切妻造唐破風屋根で、左右に低い高欄付けした廊橋
傍花閣(ぼうかかく) :園内の最も重要な位置を占める。望桜を兼ねた門
臨池亭と滴翠軒(りんちてい
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