貴船神社・本宮(きふねじんじゃ・ほんみや)
鴨川の水源地にあたり、古来より水の神さまとして崇敬を集めています。
ご利益は心願成就・えんむすび・家内安全・商売繁盛など。 |
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京都駅からバスや電車を乗り継いで貴船口駅を降りれば
深いみどりに囲まれたこの地は、日常とは違う空気が流れているのを感じます。 |
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山菜や鮎などを出す料理旅館(川に床板を敷き、その上で食事をするところも)が軒を連ね
貴船は、市内より5度ほど気温が低いので、夏は涼を求めて川床での食事客で賑わっています。 |
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朱色の燈籠が立ち並ぶ石段の参道と「二の鳥居」 |
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鳥居をくぐると本殿下の広場まで「灯籠」がビッシリと立てられていて貴船のイメージですね。
この「灯籠」は春日灯籠といわれているものです。
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両側の樹木の静かなたたずまいが参拝者の心を鎮め、本殿までゆっくりと登ります。 |
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平安時代では祈雨と止雨の神として崇められ、
祈雨には黒馬、祈晴には白馬又は赤馬が献ぜられるのがならわしがあったそうです。(神馬銅像) |
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縁結びの神様に願う絵馬には願いが託されています。本宮で |
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左:御神木(ごしんぼく)
この桂は、樹齢400年、高さ30メートル。根元からいくつもの枝が天に向かって伸び、上の方で八方に広がっています。
これは御神気が龍の如く大地から勢いよく立ち昇っている姿に似て、貴船神社の御神徳を象徴し、
まさに御神木と仰がれる由縁です。
右:枯れることもない御神水
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この庭は、貴船名石保存のため、すべてを貴船石で石組みされているのが特徴で、庭全体が船の形になっています。
中央の椿の樹が船のマストで、神が御降臨になる樹、神籬(ひもろぎ)でもあります。 |
■概 要■ |
貴船神社の分社は全国に約300社あります。
本社は京都市左京区鞍馬貴船町に鎮座し、御祭神はタカオカミ神が祀られています。
一般にタカオカミ神は水の神とされていますが、雨をともなう龍神としての信仰があり、特に雨乞いの神として崇められてきました。
また貴船の神は開運の神・諸願成就の神としても信仰されています。
貴船神社の「きふね」は、昔は「気生根」とかかれ、水は気の生ずる根源であり、生命の原動力である気が蘇ると元気が出て運が開け、願い事を成就できるという信仰です。 |
■見どころ■ |
貴船川:初夏には源氏蛍が乱舞し、その美しさはことばでは言い尽くせません。
あゆ・いわな・にじますなどの清流のみに生息する川魚も泳いでいます
貴船神社参道:朱色の燈籠が立ち並ぶ石段の参道と「二の鳥居」
神馬銅像:祈雨・祈晴を祈願
貴船神社本宮:水占いおみくじをひいて御参りします。
御神木の桂:参拝する人は皆御神気に触れ、気力の充実することから
運気発祥(開運)の篤い信仰があります |
■歴 史■ |
平安時代の天暦十(九五六)年、東国(関東地方)がひどい干ばつに襲われたとき、山城国(京都)の貴船神社の祭神が、古来より祈雨・止雨祈願の神として信仰されてきた高おかみ大神で、その分霊を奉り降雨と五穀豊穣を祈願したところ、それがかなえられたので、関東平野の最北端、渡良瀬川流域の山地に祭られ、現在地に建立されたのは、江戸時代の寛文8(一六六八)年といわれています。 |
■場 所■ |
〒601-1112
京都市左京区鞍馬貴船町180
TEL 075-741-2016 |
■拝 観■ |
七夕笹飾りライトアップ 2007年7月1日〜8月7日(夕暮れ〜20時)
人の混雑が予想される時期には交通規制が行なわれていますのでご注意ください。 |
■ホームページ■ |
URL:http://kyoto.kibune.or.jp/jinja/ |
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