生活工芸館・無名舎(せいかつこうげいしゃ・むめいしゃ)
町家の原形は江戸時代中期だそうですが、こちらは明治42年に建てられた
間口3間(約5.4m)、奥行き11間(約20m)俗に「ウサギの寝床」と呼ばれる細長い造りの京の町家です |
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京都市内でも横道にそれると細い路地をみかけます。
思わず立ち止まれば、その奥はどうなっているの???興味津々で・・・ |
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玄関を入いれば外からの車の音も聞こえず、とても静かで涼しく感じます。
この造りは道路に面して店舗があり、中庭を経て住居スペースがあります。 |
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中庭の向こうにさらに奥庭があります。
風を通し、光が差し込み、換気の役割をはたしているのでしょうね |
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四季おりおりに表情をかえる「京の町家」夏のすだれやよしずですっかり夏座敷です。
店の奥には吹き抜けの走りもと呼ばれる炊事場が隣あわせています。 |
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生活の匂いのする炊事場は大屋根までの吹き抜け構造になっており |
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高い天井からは直接光が入って明るくて大黒柱に梁(はり)もお目見えです。 |
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ここで説明をして頂きました当時のままの釜戸らしく
明治・大正・昭和と時代を感じさせてくれます。 |
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目で見る生活や写真で見る絵で時代を感じますがここで暮らす人の言葉にまさるものはありません。
ホント!京都は「上上(ええ)もんや」 |
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江戸の町家をみてきましたが
短い時間でしたが町家の暮らしを覗けて
親切に案内してくださった方に感謝です。 |
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■概 要■ |
祇園祭のいわゆる鉾町にある典型的な京の町家。前日までに予約をとれば見学ができ、
坪庭のある昔ながらの京町家のしつらえを体験できます。
祇園祭の期間は屏風祭も行われます。 |
■見どころ■ |
生活工芸品(江戸時代の鏡台,たんす,小袖等)の展示。
京の四季折々の室礼(しつらへ)がわかる。
典型的な町屋。 |
■場 所■ |
京都市中京区新町通六角下ル
TEL 075-221-1317 |
■拝 観■ |
京の町家見学とお話
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