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梅宮大社(うめみやたいしゃ)

京都市右京区にあります「梅宮大社」の神苑では、梅・杜若・花菖蒲が綺麗に咲き
梅2月・杜若5月上旬、花菖蒲6月上旬が見ごろです。
京都市の西方、嵐山の南に位置する「梅宮大社」へ花しょうぶやあじさいが見頃とあって出かけて見ました。
ここは梅の宮と言われてますが2月の梅も素敵なのでしょうね。
参拝にはちょうどよく、仲良く2人連れのお方は何をお願いに・・・

ここの大社ではいろいろと神話があり、授子の神、酒造の神、安産の神とあるようですが、授子の神には・・・遅かりし・・・
残念!
境内の梅宮神苑では花しょうぶがお目見えです。
江戸時代に造営されたものでかつては桂川より水を引いていたようですがここも回遊式庭園です。

3千坪の神苑には花菖蒲が見事です。
一面に写る風景も素敵ですが、右の一枚が気に入りました。
レースのような・・・ひらひらとした花菖蒲。
軽やかで、飛んで行きたくなるような、女の子のひらひらのお洋服といったところで

今、まさに花菖蒲がこのお庭を飾っています。
入り口より飛び込む景色にもう「うっとり」です。
池中亭茶室を目にして、

平安時代、王朝貴族の夏の別荘地だったとか・・・その趣きを感じます。
かつて「梅宮」を「産宮」と書き、「産む」にちなんで「梅」が植えられたようですが
梅の季節にもう一度、日本の美を感に訪れたい場所です。
大きな花は美しく優雅に凛としています。
静かに時が流れます。そっと、そ〜とね。
梅雨の語源を調べてみると、梅の実が熟す頃(6月)を梅雨と言うらしいです。
「なるほど〜・・・梅の実が」
島の中にある茶席「池中亭に向かって放たれた水は雨のイメージでしょうか?
紅玉池の周りを涼しげに咲く花菖蒲もきっと雨にもお似合いなんでしょう。
淡い紫や赤い紫、中にはピンク系の紫だったりと、花菖蒲の色の紫も色々見せてくれます。
花びらが内巻きにカールされた縦じまも特徴があります。
池に映る花菖蒲はなんとも趣きがあります。
暦がない時代、花が季節を知らせてくれるものとすれば、まさに梅雨を告げる花の一つですね。
花菖蒲の開花で田植えの時期を知ったのでしょうか?昔の人って・・・敏感に季節を感じていたのですね。
池に映る花菖蒲・・

昔、昔、その昔、時間がゆっくり流れていた頃、あくせくせず、いつまで飽きもせず
眺められていた花なのでしょうね。
「いずれがあやめか、かきつばた」っていう言葉がありますが違いを知っていましたか?
花菖蒲は付け根が黄色いようです
「いずれがあやめ」の意味するところは、あやめ、しょうぶ、かきつばた、それに花しょうぶ?
どれがなにやら、さつぱりわからないと言いたかったはず。
昔は、たいへん紛らわしい事を「いずれがあやめ」と表現されて流行したようです。


ここで大納言経信の碑を発見。
夕されば 門田の稲葉 おとづれて
 芦のまろやに 秋風ぞ吹く
訳:夕方になると、家の前にある田の稲の葉を、そよそよと音をたてて訪れ
  芦でふいたそまつな小屋、秋風がふいてくるよ。
私にはわかりませんが秋を詩っていますよね???
残念ながら秋風とはいきませんが、庭に咲くあじさいもが6月を感じます。
カシワバアジサイの種類で「スノークイン」、
右は髪飾りのようにかわいい「伊予残雪」
あれ?どちらにも「伊予」と名がついてますね。色違いでしょう
あちらでは蜜の味堪能中!
あれ?珍しいもの発見「百度石」です。
はじめて目にしました。
お百度参りって、願い事を叶えるために百回往復し
その度に深く頭を下げて神様にお願いしますが
そのような光景は見たこともなく想像ができません・・・
どうやら深夜に行なうもので、その姿を人に見られると
願いの効果が下がるようですよ
深夜やってみますか?白装束の身を包み、「お百度参り」
わたしの願いは・・・
■概  要■ 醸造・授子・安産・学問・芸能の神として古くから知られています。
“梅”が神花となっている梅宮大社。
”梅”を“産め”にかけているとか
■見どころ■ 子宝の石:”またげ石”(またぐと子宝に恵まれるといわれています)
東神苑:かきつばた、花菖蒲、霧島つつじが咲きます。
北神苑
:花菖蒲、八重桜、平戸つつじが咲き、日陰ではあじさいが咲きます。
西神苑:梅林で、ラッパ水仙が道路に沿って咲きます。
■歴  史■ 名神大社二十二社の1つで
御祭神は酒解の神(サケトケノカミ)
大若子神(オオワクコノカミ)
小若子神(コワクコノカミ)
酒解子神(サカトケコノカミ)の4神
西暦700年頃橘氏の祖諸兄公の母
県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)の創建といわれている。
■場  所■ 〒615-0921
京都市右京区梅津フケノ川町30
TEL: 075-861-2730
■拝  観■ 開門時間:9:00〜17:00
拝観料:
大人:500円・小人:250円
■ホームページ■ URL:http://www.umenomiya.or.jp/
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