由岐神社(ゆきじんじゃ)
京都三大奇祭の一つとして「鞍馬の火祭り」でも有名な神社です。
毎年10月22日の夜、氏子が大松明を焚いて練り歩き、神輿を御旅所へ渡御します。 |
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940年(天慶3)創建の古社。参道途中には東光坊跡(牛若丸の住居跡)が見られます。 |
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由岐神社(ゆきじんじゃ)の由来は矢を入れて背に負う道具である靫(ゆぎ)を捧げて
世の平穏を祈ったことからはじまったようです。 |
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拝殿を抜け本殿にたどり着くと、天狗おみくじが、鞍馬を象徴しています。
毎年10月にはたいまつの火柱が古都の夜空を焦がす「鞍馬の火祭」も有名で、勇壮な炎の乱舞が楽しめます。 |
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狛犬は由岐神社では古くより安産の守御神・萬物の継承・厄除けの神・火難避けの神とされています。 |
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由岐神社本殿前の石段脇に立つ大杉。幹周/6.42m、樹高/49m、樹齢約600年。 |
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重文の拝殿の向こうに石段の脇に大杉が見えます。京都市の天然記念物には3本の杉が指定されています |
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年に一度実施される「鞍馬の火祭」には、
全国から大勢の人々が訪れる由岐神社です。 |
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■見どころ■ |
平安時代に由岐神社の祭神が御所から鞍馬に移された際、村人がかがり火で迎えたという故事に由来する伝統行事。
たいまつを抱えた子供たちに続き、締め込み姿の若者たちが長さ約4m、重さ約80?`の大たいまつをかつぎ、「サイレイ、サイリョウ」の掛け声を上げて鞍馬街道を練り歩いた。
さらに、大たいまつが鞍馬寺山門前に集合すると祭りは最高潮に。 |
■歴 史■ |
天慶元年(西暦938年)に起こった大地震や、翌年の天慶の乱など、当時は世情不安が続いていました。そのため当時の朱雀天皇が、京の北方に安寧をもたらせようと御所から由岐大明神を分霊して祀ったのが始まりとされています。 大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこのみこと)、八所大明神(はっしょだいみょうじん)が祭神として祀られています。 |
■場 所■ |
京都市東山区三十三間堂廻町657
TEL 075-741-1670 |
■拝 観■ |
拝観:自由参拝 |
■ホームページ■ |
URL:http://www.yukijinjya.jp |
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